2006年06月24日

次のライブ

・6月28日 (水)大阪梅田シャングリラ
(http://www.shan-gri-la.jp/)
"梅田ロマンチクス#2"

出演:
サイケデリックハートブラボーズ
パナソニックス
SIMON(from東京)
あくび(仮:ゆーきゃん 金子尚代 G)
開場:18:30 / 開演:19:00
前売:1,800円 / 当日:2,300円(1drink;別)

出演順は3番目、20:40頃の予定です。

僕は色んな編成でライブをしてきたけれど、best friendsにも、あら恋meetsゆーきゃんにも、それぞれのセットの持ち曲がある。
あくび(仮)の場合は、たとえば「エンディングテーマ」「サイダー」という曲がそう。"OKOME vol.3"にも入っている「絵描きのうた」のバンドバージョンも演奏する。

個人的にはいちばん、ゆーきゃんのシンガーソングライター的な色がいちばん出ている編成だと思っている。
その次の7/20以降は、いろいろ事情があって、あまりライブをすることが出来なくなると思う。やるにしてもあくび(仮)という名称はきっと変えると思う。

だから、というわけではないけれど(いや、やっぱりだからこそ、とも言いたい)とくに大阪に住んでいるかた、ソロや、夢中夢やあら恋と一緒にやっているゆーきゃんしか知らないかた、OKOMEや先日のレコ発のbest friendsをいいなと思ってくれたかたは、どうか、観に来て欲しい。




最近やっと「明日死んでもいいように」ということばの意味が分かった気がする(解説はしないけれど)。
気負いでもなく、悲壮感もなく、けっして格好をつけるわけでもなく、ただ「明日死んでもいいように、うたうよ」。

posted by youcan at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々、時々雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

色相環

赤い錯乱を走らせる午前四時
地球に覆い被さる暗い傘を
なんとかして切り裂き飛び立とうとしては
くるめとられ 落ちて行くばかり
手を伸ばした半径2メートル以内に
ごろごろと転がっている勝利と敗北
惨めさは既に宝石で
宝石はひたすらに惨めだった
夜の星が見えない今夜だからこそ信じてもいい
不粋なほどに核心をつく錯乱
彼女は奇跡的に幸福を掴み
彼はいとも簡単にそれを反古にする
それはそれとして道を逸れた僕らを襲う怖れは避けられないだろう
せめて掠れた声で重ね忘れないように描き
かさかさ黄色いの笑顔を路傍の石に擦りつけて
この荒れた坂道を過ぎ越すしかない気がしている
それもまた僕の赤い錯乱か
いや この傘の下隠された優しさにも似た色彩のすべて
狂った色相環上やるせなさの結晶化した幻のすべてに
たぶん同じルールが適用されているのだが
僕らはそれを名付けられずに手を焼いているだけだ
惨めさは既に宝石
宝石はひたすらに惨め
それでこそ生命そのもののように輝く
もういい少し眠れ 雨に眠れ
晴れに 曇りに 焦燥と困惑に眠れ
目覚めれば相変わらずの退屈な仕事と散らかった部屋と
僕らすべてを出し抜いてしまうような梅雨の晴れ間がある
posted by youcan at 09:24| Comment(1) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

インストアライブ、そして覚書

インストアライブをすることになった。
以下、詳細。

2006年7月2日(日)京都TSUTAYA西院店
出演:岩崎愛
   ゆーきゃんwith his best friends
開演:16:00
入場無料

正直なところ、どんなライブよりも不安でいる。
これまで、カフェやギャラリーでもやってはきたけど、
CD屋さんで歌うのは初めて(ガケ書房は別)。
明るくて、広くて、人がたくさん出入りする場所。
昔、タワーレコードで双葉双一くんのインストアライブを観てものすごく違和感を感じたのだ(それはそれで面白かった)けど、まさか自分もやるとは思わなかった。

まあ、やると決めた以上は素晴らしいライブをするしかないのだし、どんな場所であろうと、音楽は、音楽。

これを御覧になった皆さん、入場無料なのでぜひ遊びに、冷やかしに、来て下さい。岩崎愛ちゃんも一緒です。



みなみ会館で映画「ホテル・ルワンダ」を観た。
愛国心や民族意識は、その強い力で人を狂わせることがある。
それ自体は美しい想いであっても、
人を傷つけたり殺したりする口実になりやすく、
それが産み出す事件や事故の悲惨は目視に堪え難い。

僕らは自由や正義や幸福と言う曖昧な概念を口にするけれど、その概念たちはひとの豊かなこころから生まれたくせに、こころを豊かにするどころか縛りつけ、搾り取りっていったりする。

大切なものは目に見えない。
目に見えないからこそ、大切なものの偽物は多いんだと思う。あるいは、その幻影に僕らが惑わされてしまうのか。
気をつけなくちゃならない。
手探りで生きているけど、それでも美しく進んで行きたいのだ。ドブネズミみたいに。
posted by youcan at 03:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々、時々雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月13日

大げさな反省文

土曜日、FANDANGOに来て下さった方どうもありがとう。
この日はいろんな場所で素敵なイベントがあって迷っただろうに、その中から僕らを選んで観に来てくれたことに心から感謝したい。

出演してくれた神一重も、RAYMOND TEAMも、レミ街も、ほんとにありがとう。

それぞれが違う音楽性で、
それぞれが違うシーンに居るように見えても、
パズルのピースが嵌まるように4つのアーティストが綺麗に並んだのは、それぞれが持っている個性が互いに引き立て合うからなのだろう。

僕はポップミュージックが好きだ。
自分のスタンダードを持ち、それを高く掲げようとするポップミュージックが好きだ。


僕ら自身のライブは、
マイクのトラブルがあり、メンバー自身も「あれで集中力が途切れたな」と振り返っていたが、
決して最初から素晴らしいライブとは言えなかったかもしれない。

しなやかなグルーヴと美しいアンサンブルは、僕の小さな声をなんとか殺さず、上手に光らせようとするメンバーの繊細な感性で成り立つ。
それはほんのすこしのことでバランスを失ってしまうこともあって、僕らは前半、とくに2曲目までは必至でみんなで舵をとって、持ち直そうとしていた気がする。

けれど後半は軌道に乗り、ゆっくりとしたタッチで静かに大きく円を描くような、僕ら特有のあのリズムが戻ってくるのを感じた。

結果としては、あんな感じ、だ。
僕はゆらゆら揺れた。
(アンケートで「ゆーきゃんは、こんぶみたいですね」という感想をもらったよ。笑)



君は、どう思った?


セットリスト

1.月曜日
2.ラプソディ
3.春を待つ
4.詩月
5.夕暮れの街
6.真冬の兎




このところ、僕は、結果を欲しがっている。
ただ小鳥が歌を歌うように僕も歌いたい、などと言っていた昔に比べたら、随分欲張りになったものだと思う。
けれど、今まで何年も活動してきて挫けそうにも投げ出しそうにもなりながらなんとか続いているのは、じつにたくさんの人の応援や助言があるからでー
みんなどこかに僕の可能性を見いだしたのだろうと考えると、これは恩返しというのだろうか、なんとかそれに応えたいと、いまは強く思う。

もちろんこのままでは実力的にまだまだ足りない部分があることは分かっているし、
自分の中に根付いていないもの、借りて来たものを取り繕ったとしても、偽りの表現としかならないことも分かっている。

だから近道もなく、2マス飛ばしで行ける手段もなく、
ただ歩いて行くしかないのだ。できるだけ早足で。出来るだけ確かな足取りで。

今日からまた精進しよう。
このおおげさな日記が、おおげさなままで終わらないように、日々に吸収と成長を心掛けて行こう。
そう思う。
posted by youcan at 05:01| Comment(3) | TrackBack(0) | 日々、時々雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月08日

選んだ、望んだ、その経過点上で

聴く、観る、話す、
そのすべてが溶け合って、
豊かな心の糧となればよい。
聞き、見て、話す、
そのすべてが噛み合って、
共感と前進が生まれるとよい。

始まりも終わりもすべて自分の手の中に有り、
だからこそ僕らの迷いも大きく、
やめる、はじめる、つづける、
何を選ぼうとも、その決断はいつだって、
最高次の解決で、破壊なのだと思う。

ここ数日身の回りで起きた出来事の感想をまとめるとそんな感じ。いくつかのことに関してはまた日を改めて書くつもり。


いまは、今週末のことを言いたい。

ゆーきゃんwith his best friends"OKOME vol.3"&
レミ街"フェスタシェスタ"発売記念ライブ

6/10(土)大阪十三FANDANGO
出演:
ゆーきゃんwith his best friends(レコ発)
レミ街(from 名古屋)
RAYMOND TEAM
神一重(岩崎愛バンド)
OPEN 18:00 /START 18:30
ADV.1,800yen / DOOR2,000yen (without 1 drink)

レミ街はいま全国のCR-Jチャートを軒並み席巻している。うたの力とバンドの緻密で親密で神聖な関係がとても好ましく思える。RAYMOND TEAMはいまさら言うまでもない、ビビッドですゞやかで、それでいて夜の匂いに満ちたあの何とも言えない空気感。岩崎愛ちゃんは自分のレコ発を控えているにもかかわらず出演を快諾してくれた。伸びやかで深みのあるうたはとても柔らかに心に着地する気がする。
ゆーきゃんwith his best friends。僕らは僕らで、このレコ発以降は関西でのライブ予定がない(インストアはあるけど)。信念の通りにやるだけ。余計なことは一切考えずにやりたい。

というわけ。会場はFANDANGO。best friendsの、大阪での拠点だ。僕らの抑揚の利いた音はここではきれいに、会場を包み込むように、響くだろう。

お時間のある人は、ぜひ来て欲しい。
きっと忘れられないライブをするから。
posted by youcan at 07:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々、時々雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月03日

雨の街

雨の街
雨の街
五月を美しく飾り立てるのが
まるで自分の使命であるかのように
緑を濡らし
アスファルトを濡らし
誰も居ない公園のブランコに揺れる名もなき思い出を濡らし
すり切れた あの雑踏のレコードの音色にあわせて
憂鬱も焦燥も柔らかくかき鳴らし始めている
雨の街

君はこの片隅で
燃えるような想いとはかなく揺れる迷いの灯を
なんとかして消さぬように駆け抜ける方法を思い描いては自ら笑い
タクシーで逃げる話 モノレールで飛行機を観に行く約束
夢物語
受話器を取り上げてはゆっくりと戻し
結局はどこへも飛び出せずにいる

ねえ出会うために生まれて来たのだとしても
また さよならだけが人生だとしても
そんなことはもうどっちだっていいだろう
やがて雨があがり 笑いを忘れた恋人達にも弱い陽が降り注ぎはじめ
傘の花散る交差点の真ん中で僕らがすれ違うその瞬間を
今はすこし信じてみようと思う
雨の街 雨の街
ほら心ゆくまで泳いでごらん
だってこれは果てしない世界の縮図
その中で無限の可能性が漂い続けている


(この詩は5月28日の磔磔にて、ライブ前になんとなく書き、アンコールで読んだのをもとに、ほんのすこしだけ手を加えたものです。)
posted by youcan at 07:13| Comment(0) | TrackBack(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする