2007年06月26日

sang

お店に"sang"が並ぶ。

我ながら子供っぽいとは思うのだけど、
一昨日あたりから、ほとんど眠れずに朝を迎えている。

たくさんの人の力を借りて、ようやく陽の目を見る作品。

僕が感慨深いのはあたりまえのことで、
それよりも、
このアルバムを手に取ってくれたすべてのひとが、
少しでも心を動かしてくれたら、よい。
そう願う。


お飲みよ 僕の血[sang]は光と影の味
すべての空の朝焼けを集めたよりも甘い


"sang"は、歌った、という意味でもある。


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2007年06月23日

一週間

リリースを前にして、取材を受けたり、店舗に挨拶に行ったりしている。
どこで話しても、何を書いても、とにかくことばに詰まることが多い。自分の機転の利かなさにうんざりしてしまうこともあった。
my spaceで流すための映像を撮ってもらったのだけど、見返してみて、あらためて喋りの下手さと落ち着きのなさを実感。

ことばで尽くすことができないから音楽をやっているのだと言えばそれまでなのだけど、CDの外やステージの下で僕の語る事柄や仕草もまた誰かにとっての判断材料になるのだとしたら、やっぱり自分というものを正確に伝えようとする努力は必要となるのだろう。
あらゆる場で、偽らず、衒わず、伝えたいことを伝えようとする努力。
そんなことを考えた一週間だった。


ともあれ、my spaceでは24日いっぱいまで"sang"の収録曲がフルに試聴できるようになっている。同日発売で、レーベルの社長でもある、くるりのアルバム"ワルツを踊れ"と並んでの、my space japan初の「全曲試聴」だそうだ。

ぜひ聴いてみて下さい。

http://www.myspace.com/akaruiheya

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2007年06月21日

六月の点線

ホームから続く六月の点線
ちいさな花をあつめて大きな一輪となり
大地の酸を吸い上げてその色を変え
雨に打たれても日差しに乾いても
別によいのだと云って目を閉じたグラデーションの粒たち
速度を増してゆく窓からこぼれ落ちてゆくだけで
ただ重ねあわせてみる景色
いずれ実線となりすぐに滲んでしまい
列車の遠くで手さえ振らない景色

地上でいちばんの混沌があたりまえのように整然と並び
ネオンサインが夕闇を待たずに君を照らし出し
大きな街頭ヴィジョンに喜びと悲しみが謳われ
君はその何事にも気付かずメールを打ちながら答えを待ち
あらゆる色、あらゆる鋭さ、あらゆる意味を含んだ線がこの空を飛び交う下で
絡めとられないように必死でメールを打ちながら
街から街へ滑り込んでゆく電車に揺られている

ちいさな花をあつめた大きな一輪が
大地の酸を吸い上げてその色を変える
ホームから続く六月の点線をたどっても
明日になればまた同じ場所に戻ってくるのだろう
せめて夏まではあの紫陽花たちを楽しみに往き帰りを繰り返そうと思った

posted by youcan at 07:09| Comment(1) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月13日

見る、聞く、話す、歌う

6月10日(日) 心斎橋AtlantiQs
ゆーきゃんwith his best friends

SET LIST
1.ラプソディ
2.春を待つ
3.詩月
4.エンディングテーマ
5.真冬の兎

ライブ前、
天王寺公園でホームレスの男性が飼っていた子犬の眼の美しいこと。

BIG CATの裏手で見た西日。

ビルの五階にある楽屋まで階段で登ってゆくその途中、階下のレゲエ・バーから聞こえてきたロックステディのメロディ。

ライブ中、
京都のライブハウスには無い(と思う)、スモーク。

たくさん背伸びした気がする。

ステージ前の柵に上ったけど、落ちた。

相変わらず何をしゃべっているのか分からないMC。

僕は良いライブをしていたかな?
(アンケートを書いてくれた人、メッセージをくれた人、ありがとう。)


京都に帰ってから(午前4時だ)、
木屋町へ行く。土龍君とワゴンズの梶本君が飲んでいる(岩橋君もいたが眠っていた)ところに混ざる。


いつになっても、うまく説明できない事柄が多い。
僕の支離滅裂な話を、それでも親身に聞いてくれて、
掬い上げてくれて、疑問や反論をぶつけてくれる、
話し相手になる友人には感謝だ。脱帽だ。

ありがとう。


そして六月の朝の高瀬川は、五感に眩しすぎた。
眠れないことさえも、喜びになるような感覚。



ところで、今月配布のフリーペーパー「SCRAP」に、僕が死体役で出ている。
とくに表一では実に見事な死にっぷりを見せつけているので、ぜひ見てほしい。京都市内で配布中。
http://www.scrapmagazine.com/


今週はソロライブが2本。ウーララの7周年イベント(いま元ボロフェスタスタッフの小山さんがブッキングをやっているのだ)の翌日、久々に東京で弾き語り。
良いうたを、うたいたい。

6月14日(木)京都・西院OOH-LALA
出演:dubmarronics +yeahgoodtea(PARA/counterattack from the babymoles)
   サウナパーティ
   はぐれ
   ゆーきゃん
開場:18:00 開演:19:00
料金:1,000円(2order別)

6月15日(金)東京・下北沢lete
出演:高橋健太郎 + special guest
   ゆーきゃん
開場:19:00 開演:20:00
料金:2,000円(1drink別)




posted by youcan at 02:48| Comment(1) | TrackBack(1) | 日々、時々雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月11日

六月の朝

六月の朝が何故こんなにも胸騒ぎを呼ぶのか
ひと気ない錦小路を歩きながら考えた
魚の匂い 漬け物の匂い 動き始めた月曜日の匂い
その向こうに見える淡い光の空
昨日のあの歌
弱いものたちが夕暮れ・・・と口ずさんでみて
弱いものたちは朝を言祝ぐことも出来ず
覚めない夢を泳ぐしかないのだと気づいた
雨期を前にして緑がだんだんと濃さを増しても
滑らかな酸素を開いた両手いっぱいに放っても
弱いものたちはそのなかで苛立を燃やし
曖昧な否定を燃やし
覚めない夢を泳ぎ続けようとして
あと五分 あと一時間 あと数十年の間
もういちど布団に潜り込むしかないのだと気づいた
やがて市場のシャッターが上がりはじめ
この盆地の上空を暮らしの煙たちが覆い尽くした頃
雨が降り出すだろう
それが激しければ激しいほどよいのに
あの大洪水のように僕らを洗い流すほどならよいのに
その願いのぼやけた滑稽さと
あまりにも目に鮮やかな並木が重ね合わさって
胸騒ぎになって
そこでアーケードは終わり 僕は日だまりの中へ踏み込んで行った

posted by youcan at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月05日

お知らせ

ライブ情報、曜日を間違えていた。混乱させてごめんなさい。

正しくは、これ。

2007年6月10日(日)
心斎橋AtlantiQs(http://www.rav.jp/atl/index.html)
「窓・復活祭〜prelude of Nude to me〜」
出演:ストレンジヌードカルト
   talk to me
   MUSIC FROM THE MARS
   ゆーきゃんwith his best friends
開場:18:00 開演:18:30
前売:2,000円 / 当日2,500円(1drink代別)
出番は2番目です。


今月は、アルバムを出す。

ゆーきゃん with his best friends「sang」(BNCL-29)
2007.6.27 ON SALE
\2,100(tax in)
NOISE McCARTNEY RECORDS/WAIKIKI RECORD



その後レコ発ライブを何本かするのだけど、
一番来てほしいのはこれ。
久しぶりに、ゆーきゃん名義で主催するイベント。

7月22日(日)京都・丸太町 CLUB METRO(http://www.metro.ne.jp)
「aka rui heya」
LIVE:カジヒデキ(acoustic set)
   まつきあゆむ
   ロボピッチャー
   audio safari
   ゆーきゃんwith his best friends
DJ(BGM SELECTER):小山内信介(SECOND ROYAL RECORD)&田中亮太(mogran' bar、CLUB SNOOZER)
MC:土龍
FOOD:SOLE CAFE
開場/開演:18:00(ライブは22:30まで/24:00終演)
前売:2,200円 / 当日:2,500円(1drink別)



マイスペースでsangの先行試聴をやっている。
もしよかったら聴いてみて下さい。
http://www.myspace.com/akaruiheya




posted by youcan at 16:33| Comment(3) | TrackBack(2) | 日々、時々雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする