2008年04月30日

遠い橋

遠い橋まで歩いてゆこうか
確かめるように靴を脱ぎ
滅茶苦茶に燃えさかる朝焼けを捕まえようか
それとも眠れぬ街角で
傷口を掻きむしる春の空気の指先に合わせ響き出す
高らかな中古のシンフォニーに耳を澄まそうか

肩ごしに目を覚ます世界にも気付かない素振りで
欄干からそっと手を離し
飛び散ったまぼろしをひと掴みポケットに入れて
軽く握りしめる

あと何時間かすれば
今日の空は季節の重みに耐えかねて落っこちてしまうだろう
信じて裏切って
ありきたりの安っぽい言葉しか届かない場所へ
落っこちてしまうだろう
どうかその前に引き剥がして
向こう側のひかりで
新しい日々を照らし出せたらいい
そして僕たちはその中で
遠い橋のそのまた南に連なる春の雪山を指さして笑った
あの子供たちのように踊るんだ

ほら 簡単に靴を脱ぎ
また ゆっくりと歩いてゆくのさ
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2008年04月23日

うちにかえる

「ゆーきゃん」
という名前をつかって人前で歌をうたいはじめたのは、京都に来てからだった。

富山にいた頃の僕は、気難しいような単純なような(そのあたりはあまり変わってないかもしれない)無口なようなお喋りなような、変な高校生だった。

「ロック百選」的な本を読み、ア行から順番にCDを買い集めて行く16歳。オアシスの「モーニング・グローリー」しか聴かなかった17歳。

あとは数学の問題ばかり解いていた。
「徒然草」を読んでいた。
20分で下校できる道を、遠回りして1時間半かけて帰っていた。

誰も(もちろん自分も含めて)いまのゆーきゃんを想像なんてできなかったに違いない。


初めてこの名前で、生まれた街ののステージに立つ。
まるでボロフェスタのような、痛快なブッキングのインディペンデントフェスだ。

インストアライブもする。SAL CULTUREの時のように、イベントの宣伝を兼ねてうたってほしいのだというリクエストをもらった。前日のお昼に金沢で、もし可能ならその後、富山でも。

オーガナイザーの南日君のバイタリティは本当にすごい。東京に住みながら、毎週のように富山に戻って準備を進めているらしい。

こんなふうに、泥臭い実直な努力を積み上げて、イメージを形にしようとするひとの力になりたいと思う。

じつは既に当日のことを考えるだけで緊張したりしているのだけど、

実際にギターを持って駅に降りて、バスに乗って大学へ向かい、楽屋(たぶん教室だろう)に案内されて待ち時間に辺りをふらふらし、そしてステージに立ったとき、
どれほどの感慨や臨場感(用法がおかしいが、いまこの言葉ほどぴったりくるものを思い付かない)が僕を襲うのだろうか。まだ想像がつかない。

地元の友人には、同級生に二人ほどに電話しただけ。あとはどうしようか迷っている。観にきて欲しくもあり、来て欲しくなくもある。


◆2008年5月10日(土)金沢香林坊YAMACHIKU 109店(http://www.yamachiku.co.jp/company/shop.cgi)

出演:ゆーきゃん

開始:1400-
入場料:無料


◆"脱ロック計画vol.2"
2008年5月11日(日)富山大学学生会館大集会室

■LIVE
遠藤賢司&アイラブユー(大塚謙一郎from曽我部恵一BAND、森信行ex:くるり)
eastern youth
ロマンポルシェ。
イルリメ
ゆーきゃんmeetsあらかじめ決められた恋人たちへ
トクマルシューゴ
ドラびでお
UPSET BEHIND
ARTWORK'79
大谷コンクリート
肉本☆黄色
pelo (from SUB STREAM) and more!! 

■DJ
DJ BOB(LOVEBUZZ)
DJ KAWAI(LOVEBUZZ)
DJ TSUBU(BACCHANAL)

開場12:30 開演13:00
前売:3500円 *公式HPにて受付中。富山県内、石川県内各店舗、ローソン
チケット(Lコード 52767)にて発売中。

詳細:"脱ロック計画"公式HP
http://toyamarock.web.fc2.com

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2008年04月19日

aka rui heya

ゴールデンウィークの最終日、5月6日にMETROでイベントをする。

タイトルは、"aka rui heya"という。
夕方の5時からはじまる、イブニングパーティ。
5組のライブアクト、3人のDJが出演する。


福岡から、ALOHAを呼ぶ。
先日リリースされたばかりの新譜はJAZZ/BLUES/HIPHOPをスマートに消化させていて、かといって気取りがな区素直に楽しめるほんとうに素晴らしい作品。
下北で初めて観て、そのあと福岡で飲んで、きっと呼びたいと思っていた念願が叶った。関西はいつも大阪どまりで、ほとんど京都ではライブをしたことがない(二回目?)彼らだけど、nontroppoやMOTH〜アナ、DOESなどにも共通する福岡らしさの色濃く滲んだ彼らのライブはぜひ京都のみんなに観てほしいと思う。


MASS OF THE FERMENTING DREGSは、Dave Fridmannがプロデュースしたとか、岸田くんが絶賛したとか、そしてくるり×9mmのライブのオープニングアクトに抜擢されたとか、彼女たちにまつわるニュースは山のようにあってまさにいま話題沸騰中なので、とりわけて説明なんて要らないかもしれない。出演してくれることが単純に嬉しいが、今回は彼女たちが普段よく出ているようなライブイベントと違い、DJからリレーされるイベントの流れの中でどんな空気を作って(あるいは壊して)くれるのか、そしてフロアがどんな風に反応するのか、とても楽しみだ。

RUFUS。上田修平くんは豊富な音楽知識と愛を見事にポップスに変えるすべを知っていて、京都のシンガーソングライターとして尊敬を覚える。WEDNESDAYをバックに従えたライブもキラキラした音の溢れ出る様子が見えるような、楽しくて美しいもの。聴いているうちに笑いが込み上げてくる。

audio safariは、よく観に行ったり観に来てくれたりするので忘れていたが、実は久しぶりの対バン。京都を代表するエレクトロ・シューゲイザーバンド(もちろんこんな形容をしたって彼らの豊富な音楽性からこぼれ落ちるものはたくさんあるけれど)になってきていると思う。新曲は聴けるだろうか。


HALFBYこと高橋孝博さん。彼が最新型の7インチシングルをかけると、一瞬でフロアの空気がぐっとキッチュでハッピーなものになる。センスと膨大な知識がスピーカーを通じて伝わってくる。今回は40分という比較的コンパクトなセットだけど、お客さんには、そのぶん濃縮された時間を楽しんでもらえたら嬉しい。

西村道男くんにはNur.に引き続いてお世話になる。実は彼の神髄はバンド間のDJにあったりもして、とにかくこの空間をあたため続けてくれるはず。

そして、もう"aka rui heya"になくてはならないDJ、田中亮太くん。フロアの空気に応じて柔軟にかつ硬派にスタンスを変えてゆく彼のプレイスタイルは、初心者からヘビーユーザーまで全方位対応だと思う。


夕方から始まって、日付けがかわる前に終わるこのパーティは、再入場可。でもなるべくなら最初から最後まで踊って、お酒を飲んで、irohaが出してくれるFOODを食べて、遊びきって帰ってほしい。大型連休の最後だ。ここで楽しまなくて、いつ楽しむというのか。


"aka rui heya"
2008年5月6日(火/祝) 京都Metro

■LIVE:
ALOHA (from 福岡)
MASS OF THE FERMENTING DREGS
RUFUS
audio safari
ゆーきゃんmeetsあらかじめ決められた恋人たちへ

■DJ:
高橋孝博 (HALFBY)
西村道男 (Nur./新宿Rolling Stone)
田中亮太 (CLUB SNOOZER / mogran' bar)

■FOOD&DESIGN
iroha (SUNDANCE∞SPICA)

◆開場 / 開演:17:00 (24:00 CLOSE)
◆前売:\2,200 / 当日:\2,500(ともに別途1 drink)


・・忘れていた。あえて付け加えるまでもないけど、書いておく。

ゆーきゃんmeetsあら恋も、二か月ぶりの京都、いいライブをします。とてもいいライブを。
ぜひ観て行って下さい。
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2008年04月18日

never cut this scene

表参道を歩いていたら、髪を切らないか、と声をかけられる。閉店前の空いている時間、料金は半額にするから、と。
そういえば1月にばっさり落として以来、伸び放題だった。時間もあることだし、悪くないなと思って付いて行った。

結果はすこし短くしたくらいなのだが(前髪がなくなったので歩くのに少し気恥ずかしいくらい)、そこで髪を切ってくれた美容師さんとの話が印象的だった。

彼女は福島から出てきてもう随分になるのだという。実家には夫婦二人暮しの両親が居て、今年六十になるらしい。自営業なので父親に定年はなく、勤めていた母親も退職後「やることがないから」という理由でパートに出ている。家には田んぼがあって、近所の農家にお願いしてお米を作ってもらっている。とれた米は送ってくれるのだが、彼女は自炊をしない。そのかわり美容院のお昼ご飯にお店へ持って行き、みんなの食べるお米を炊く。
いつも両親はもうそろそろ帰って来いと口癖のように繰り返すけれど、彼女にその気はないようだ。東京の方が刺激があるし、なにより望んだ仕事が故郷の町にはないから、と。

はさみを天井に向け、鏡の僕に向かって話しかける彼女は、すっかり東京の言葉遣いだった。敬語がほとんど混じらない、テレビの中のような(不馴れな僕にはそう聞こえた)会話のテンポ。

渋谷まで歩き、21時半の山手線に乗りながら、ぼんやりさっきのことを考えた。ふいに、ここが東京であることを強く感じた。

この都は、厳しくて、楽しくて、さびしい。
好きになれそうな気がする。



さて、Nur.の話をしよう。何か月も前から持ち上がっていた企画、ついに告知解禁になった。

Nur.はボロフェスタ〜SAL CULTUREで、全日程/全会場でDJをしてくれたMr.TOO MiCH、西村道男くんがオーガナイズするパーティだ。

かれもまた東京に住んでいるけれど、Getting Better大阪のレギュラーDJで、京都にもよく来てくれていたし、なによりNur.は東京大阪の二か所開催を謳っている(前回はBEACHESと54-71、Uitla Jr.のライブがあって、まるでボロフェスタの後夜祭さながらだった)。

これだけでも故郷の大阪を大事にしている彼の人柄がよく分かるのだが、このNur.の空気はさらに、いい意味で適当で、ほんのすこしだけナイーブで、それでいて音楽への絶対的な信頼があって・・・彼の性格が影絵のように反映されている。
そこにeyama(最近の東京で一番観ているDJかもしれない)、小野田圭(学生時代に何も知らずに通っていたメトロのイベントで、彼がDJをしていたことを先日初めて知った)といったレギュラー陣と、VJのeeteeが手を加えて、とても素敵な空間が出来上がるのだ。あの場にいる誰もが音楽好きで、お祭り好きで、気取っていない感じがとても居心地がいい。


自分の話をすると、久しぶりのw.h.b.f.でのライブ。感覚を取り戻しておこうと電車のなかではいつもアルバム("sang")を聴いているのだけれど、あらためてこのバンドの演奏力に感嘆したり、そんな自分を可笑しく思ったりする。とにかくこのメンバーでまたステージに立てるのが楽しみで仕方ない。
何をうたおうか。エンディングテーマ、ラプソディ、詩月・・比較的多めに時間は貰っているので、考えるのに嬉しい苦労をする。ワンマンで一度だけ披露した新曲も、やろう。

ツアー先でのオールナイトイベント、翌日はオフだ。精一杯うたって、足が攣るくらいに踊りたいと思う。



"Nur.大阪 春の陣"
2008年5月4日(日) 梅田Shangri-La

■LIVE:
ゆーきゃんwith his best friends
40-on'z
ハレルヤ

■DJ:
西村道男 (新宿Rolling Stone/Getting Better)
田中亮太 (CLUB SNOOZER / mogran' bar)
小野田圭 (FEEL the NOIZE / Club Snoozer)
eyama (新宿Rolling Stone)

■VJ:
eetee

■FOOD:
eetee食堂

開場/開演 22:00
前売:2500円 / 当日:3000円(別途1 drink)

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2008年04月17日

雨を待つ朝、あたらしい部屋で

昨夜ようやくネットが開通した。これでネットカフェ通いもようやく卒業できる。
段ボールの山も片付き、知り合いにも引っ越したとぽつりぽつり連絡しはじめ、電車の乗り継ぎも覚え出した。これまでも頻繁に東京には出てきていたとはいえ、いざ住むとなると行動範囲の幅が大きくなる。

初めて降りる駅。初めて歩く道。どことどこがどんな風に繋がっているのか、確かめる日々。
未知を少しづつ解きほぐしてゆく感覚を、いまは楽しんでいる。


さて、続きを書こう。
5月3日。

この日はSOLE CAFEでソロライブをする。
うたうのは、僕ひとり。

SOLE CAFEは、ご存じの方も多いと思うが、佛大近くにあるカフェだ。毎週、土日の夜限定でライブが行われる。北山通に面しているけれど、日が落ちると行き交う車はすくなくなって、道路の向こう側からもガラス張りの店の中が綺麗に見える。

席数は20余りだろうか、この小さなお店はご主人の村田さんが夫婦で切り盛りされているのだけれど、おふたりの人柄と、お店の雰囲気と、そして自慢のパスタ(これまでもボロフェスタやメトロでのレコ発で出店していただいているので食べたことのあるひともたくさんいるじゃないかな)には僕の周りでもファンが多い。

二月に引き続いて、今回もここでワンマンライブをやらせていただくことになった。

僕はイベントにはよく誘われて、また自分でも企画して、たくさんのバンドに混じってうたうことが多いけれど、自分ひとりだけのライブというものを、実は去年の秋までやったことがなかった。

一時間半、二時間、ひとりで歌う。とくに気の利いた冗談も、コールアンドレスポンスもないまま、何度かの休憩と、すこしのMC、とカバー曲と座席の移動を挟んで歌い続ける。

SOLE CAFEの店内は、なぜか小さな声―アンプを通さない肉声(お店にはマイクがあるのだが、お願いしてあえて使わずにやらせてもらう)も綺麗に響く。時々お店の表を通り過ぎる車の音と歌が交差する。


SAL CULTUREの宣伝のために梅田の歩道橋で毎日弾き語りをして以来、まっすぐに歌を"飛ばす"ことを、よく考えるようになった。この日はそれに加えてSOLEの店内の空気を元素単位で染めてゆくように、うたえたらよいと思う。

それにしてもGWの京都は観光客で溢れかえっているんだろう。彼らのためにも僕のためにも、天候に恵まれることを祈るばかり。

2008年5月3日(土) 紫野SOLE CAFE (http://solecafe.jp/)

出演 :
ゆーきゃん

開場:18:00 / 開演:19:00
前売り:\1,500 / 当日:\2,000 (別途1drink代)
*限定20名

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2008年04月15日

いま、から

SAL CULTREが終わって、僕は東京に住みはじめた。

新宿から急行で10分、駅からさらに徒歩10分くらいの住宅街の真ん中。のどかで緑が多くて、気に入っている。

昨日、散歩をしてみたら驚いたことに畑を見つけた。京都に居たときでさえ家の周囲には畑なんて見なかったから、大都会といわれている土地(正確には郊外になるのかもしれないが、それにしたって近すぎると思う。四条河原町から金閣寺くらいの距離じゃないかな)にキャベツが育てられている絵は、不思議な感じがした。

富山、京都と、時間がゆっくり流れるところでにしか住んだことのない(富山では”待つ”ことが生活の基本動作だった。京都には”京都時間”が流れていた)僕にとって、このくらいゆったりした場所から東京暮らしをはじめられるのはとても好ましい。

日々スピードの速い流れに飛び込んでも、溺れそうになって揚がってゆける岸辺があること。それだけで、また泳いでゆける。

ここがどこだって、僕は僕でしか居られないだろうし、適応しなくてはならないことはたくさんあって、少しづつ形や色は変わるだろうけれど、相も変わらず自分の内外に波紋のように広がる景色と情緒を上手に言い表せないまま、うたうのだろうと思う。
降り積もった過去―得たもの、知ったこと、仲間、ときには失ったものや空白でさえもが、力になるだろう。
手紙を書くように、歌をうたうことを覚えるかもしれない。




さて、引越しやらあたらしい仕事やらでばたばたするだろうと考えて、今月の後半はライブを入れなかったのだけど(実際にも相当にばたばたしている。たまには慎重になってみるものだ)、その代わりというべきか、ゴールデンウィークには東京・京都・大阪と3都を廻る(ほら、こんなふうにあちこち飛び回る暮らしは変わらないから、新生活という気分もほとんどないし、さようならとかこんにちはとか大げさに言うのも気が引けるんだ)。

そのどれもが素敵なイベント(1つは自分で企画したのだけど)なので、すこしことばを費やして告知をしてみたい。あまり長くなってもいやだから、一日一公演ずつにしようか。

まずは5月2日、GOODMAN。”秋葉原海底キャンプ”というイベント。SuiseiNoboAz(スイセイノボアズ)と、ジプシールーズの共同企画に呼んでもらった。
ジプシールーズは、まだ聴いたことがないので(ごめんなさい)分からないのだけど、
SuiseiNoboAzは、去年の11月、渋谷ハートアタックのO-crestでライブを観た。JJに「観たほうがいい」と薦められたこともあって、まばらなお客さんの一番前で、最初はぼんやり眺めていた。
どうやら初ライブらしくって、曲間もMCもどこかぎこちなかった。
でも、一曲、ものすごい曲があった。なにが凄いかって上手く言えないほどオーソドックスな、オルタナティブな味付けの轟音ギターにのせたうたものだったけど、とにかく鳥肌が立った。
(彼らのMy Spaceに上がっている"poolside murder case"という曲がそれ。ぜひ聴いてみてほしい。良い曲だから。でもきっとこの感動はライブでしか伝わらないのだとも思う)

★SuiseiNoboAz My Space
http://www.myspace.com/suiseinoboaz

彼らがイベントに誘ってくれたのが、とても嬉しい。僕はこの日サイクロンでギター一本でうたった、それを観て声をかけてくれたのだ。
(ちなみにそのときcrestにはtシゼンカイノオキテの佐野君も来ていた。どうやら彼もSuiseiNoboAzが気に入ったらしく、5月3日にはアバンギルドに呼んでいる。)

もう一組、特筆したいのは、MUSIC FROM THE MARS。実は一昨日、彼らのライブに行ってきた。東京に引っ越して初めて観に行ったライブ。何度か一緒にやったのだけど、この日はほんとうにすばらしかった。ベンハーパーに憑りついたシドバレットがスティーリーダンに入ってペイヴメントを聴きながらはっぴいえんどをやる・・・みたいなステージ(いま思いついたのを適当に並べただけなのでちっとも正確ではない。言いたいのは、そのくらい歌と演奏のスキルも曲の完成度も高くって、しかもテンションが完璧なアンバランスだった、ということ!) 。この人たちともう一度対バンできるのが、ものすごく恐れ多いことに思えた。

★MUSIC FROM THE MARS  My Space
http://www.myspace.com/musicfromthemars


5月2日は、彼らを含む全五組。僕はひとりぼっちでギター一本で、うたう。まだソロを観たことがないひとも、ぜひ。
こっちに来てから出来た曲もやると思います。


”秋葉原海底キャンプ ”
2008年5月2日(金) 秋葉原CLUB GOODMAN (http://www.clubgoodman.com/)

出演:
SuiseiNoboAz
ジプシールーズ
ゆーきゃん
灰緑
MUSIC FROM THE MARS

開場:18:00 / 開演:18:30
前売り:\2,000 / 当日:\2,500 (別途1 drink代)
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2008年04月09日

4月8日

このちいさな街の目抜き通り
千度も顔を合わせた古い友人がここに来るなんて
あの頃は誰が想像しただろう

星というにはあまりにみっともなくささくれだった宝石のような音楽を奏でる人間の倒れた日
僕らは彼をまた一年追い越した

数千年前に地位を捨て妻子を捨て世を捨てて悟りを探しに出たという流浪の人間の生まれた日
僕らはどうやらそのときの彼と同じ年齢らしいのだ

尋ねてきた友人を改札まで送り届けて降りてゆく帰り北口階段の踊り場で ありきたりの感慨がふと胸を衝く

明日のことを知りたくて ひとはこんなにも精緻なダイヤの上に列車を走らせ続けるのだろうか
だとすれば
せめて今日だけは誰もその網に飛び込んで絡めとられていませんように

居酒屋で流れたのはあの街で生まれたメロディ
あそぼうよ 魚ごっこ と またもここにもういない人間がスピーカーの向こうで歌う

あの頃は誰が想像したろう
この日ここで僕が生きた何人とことばを交わし
秒速一秒の途方もないスピードで過去を越えてゆくのかを
僕には想像がつかない
いつか僕の去った世界でこのありきたりの感慨を抱く誰かの日々を
たぶんそれは誰にも想像され切らず ちいさな街の目抜き通りに幾つも転がったまま
春風に乗り花粉に混じって人々の鼻をくすぐり続けるのだ
posted by youcan at 06:02| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月02日

終わらない歌を

明日からの東京3DAYS、詳細を掲載するのを忘れていた。

・2008年4月3日(木)下北沢CLUB QUE(http://www.ukproject.com/que/)
"POLISH SET"
出演:
ゆーきゃん meets あらかじめ決められた恋人たちへ
原ジュンジ
サクマツトム(ハックルベリーフィン)
開場:18:30 / 開演:19:00
前売:\2,300 / 当日:\2,500
出演順は3番目、いつもより少し長めにやります。"ソライロ"、まだ東京ではやってないよね?


・2008年4月4日(金)青山月見ル君思フ(http://www.moonromantic.com/)
出演:
箱庭の室内楽
ゆーきゃんmeetsあらかじめ決められた恋人たちへ
ビイドロ
aomune
aCae
開場 18:00/ 開演:18:30
前売 \2,300/ 当日¥2,800(別途1 drink)
出演順は4番目です。

・2008年4月5日(土)下北沢lete (http://www.h7.dion.ne.jp/~lete)
出演:ゆーきゃん
開場:19:00 / 開演:20:00
前売:\2,000 / 当日:\2,500(別途1 drink)
*leteは、とても小さなお店です。限定20名様、先着予約順となり、当日券はおそらく出ないと思われます。 お手数ですがお早めにEメールでのご予約をお願いします。詳細、ご予約はlete(http://www.h7.dion.ne.jp/~lete)
まで。ゆーきゃんのホームページではご予約をお受けできませんのでご注意下さい。



SAL CULTUREのことは、もう少しだけ言葉を練ってから話したい。とりいそぎ来てくださったお客さん、出演者のかたがた、METRO、SUNSUI、大阪城屋音、そしてボランティアスタッフの皆に、こころの底から感謝。

たったひとつ、いま言えるのは、
音楽が好きでよかったということ。
さあ、明日から3日間は音楽だけを叫べばよいのだ。
それだけでなんと幸福なことであろうか。

終わらない歌をうたおう
僕や君や彼らのため
posted by youcan at 21:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 日々、時々雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする