対バンも初めて観るひとたちばかりだったけれど、どれもいいバンドだと感じた。
フロアには若いひとが多かったように思う。
彼らは皆、刺激に素直で、感動に貪欲だった。
ライブ後、CRJの川副くんから「今日はいつもより声。大きかったですね」というコメントをもらう。
たぶん、引力に負けたんだろう。
シャムキャッツ、どうもありがとう。
以下、セットリスト
1.明けない夜
2.サイダー
3.Y.S.S.O.
4.611 FLOWERS
5.sea of love
BUNKAMURA MUSEUMへ、"ロシア・アバンギャルド展"を観に行った。マレーヴィチがとにかくもの凄くって、何度も何度もあの"スーパーナチュラリズム"を観に戻った。
この前衛の神様のような画家が晩年には古典的な写実へ回帰せざるを得なかったことも初めて知った。
展示の最後は晩年に描かれた自身と妻の肖像画。衝撃だった。"白地に白い十字架"というシュプリームな表現に到達したひとがそれから何年も経て、あんなにも端正にして陰鬱、厳粛にして自嘲的な"自画像"を描くなんて!
シュプレマティズムという出口のない表現に到達してしまったマレーヴィチにとっては、写実に回帰するより芸術を続けるすべがなかった。といわれている
うろ覚えだけど、会場の開設はこんなふうに書かれていた。胸が痛んだ。
翌日は新宿へ芝居を観に行く。
演劇集団、キャラメルボックスの公演にゆーきゃんの曲が使われているというので、お願いして入れてもらった。
大きな劇場、立派な音響、快適な客席。こういうところで芝居を観るのは初めてだった。
生身の人間の躍動が伝わる、新鮮さに溢れたステージ。この芝居は二十日間にわたってほぼ毎日繰り返されていた。
きっとこれは再演ではなく、毎回がライブで、毎回が新しい創造なのだろう。その裏には自覚と感性と節制や努力がいつもうごめいているはずだ。
とても勉強になった。また観に行こうと思う。
金曜はLUSH & HOMEにてコドモアーズのイベントに参加。
有馬和樹オーケストラは、おとぎ話が大好きで集まったメンバー。みんなピュアだ。最高にピュアな音楽、そして座長のうたがまた素晴らしい。このアイディアとアプローチで楽しくないはずがない。またやりたいです。
オールナイトのイベント、たくさんのよいライブを観たのだけれど、なかでもミラーボールズと朝生愛さんを初めて観れたのは嬉しかった。
ツルギくん、ミシオさん、お疲れさまでした。
今週は、東京と大阪でのあら恋meetsゆーきゃん2DAYS。そして日曜がLUSHで坂本健太郎とのデュオ。
サンレインもようやく慣れてきて、商品の発注も覚えた。いままで聴いたことのないバンドのCDもいろいろ教えてもらっている。
インプットとアウトプットを、深呼吸のように繰り返してゆこう。