2008年06月29日

先週のできごとなど

月曜。QUEでのライブ。いいイベントだった。
対バンも初めて観るひとたちばかりだったけれど、どれもいいバンドだと感じた。
フロアには若いひとが多かったように思う。
彼らは皆、刺激に素直で、感動に貪欲だった。

ライブ後、CRJの川副くんから「今日はいつもより声。大きかったですね」というコメントをもらう。
たぶん、引力に負けたんだろう。

シャムキャッツ、どうもありがとう。


以下、セットリスト

1.明けない夜
2.サイダー
3.Y.S.S.O.
4.611 FLOWERS
5.sea of love


BUNKAMURA MUSEUMへ、"ロシア・アバンギャルド展"を観に行った。マレーヴィチがとにかくもの凄くって、何度も何度もあの"スーパーナチュラリズム"を観に戻った。

この前衛の神様のような画家が晩年には古典的な写実へ回帰せざるを得なかったことも初めて知った。
展示の最後は晩年に描かれた自身と妻の肖像画。衝撃だった。"白地に白い十字架"というシュプリームな表現に到達したひとがそれから何年も経て、あんなにも端正にして陰鬱、厳粛にして自嘲的な"自画像"を描くなんて!

シュプレマティズムという出口のない表現に到達してしまったマレーヴィチにとっては、写実に回帰するより芸術を続けるすべがなかった。といわれている


うろ覚えだけど、会場の開設はこんなふうに書かれていた。胸が痛んだ。



翌日は新宿へ芝居を観に行く。
演劇集団、キャラメルボックスの公演にゆーきゃんの曲が使われているというので、お願いして入れてもらった。

大きな劇場、立派な音響、快適な客席。こういうところで芝居を観るのは初めてだった。
生身の人間の躍動が伝わる、新鮮さに溢れたステージ。この芝居は二十日間にわたってほぼ毎日繰り返されていた。
きっとこれは再演ではなく、毎回がライブで、毎回が新しい創造なのだろう。その裏には自覚と感性と節制や努力がいつもうごめいているはずだ。
とても勉強になった。また観に行こうと思う。



金曜はLUSH & HOMEにてコドモアーズのイベントに参加。
有馬和樹オーケストラは、おとぎ話が大好きで集まったメンバー。みんなピュアだ。最高にピュアな音楽、そして座長のうたがまた素晴らしい。このアイディアとアプローチで楽しくないはずがない。またやりたいです。

オールナイトのイベント、たくさんのよいライブを観たのだけれど、なかでもミラーボールズと朝生愛さんを初めて観れたのは嬉しかった。

ツルギくん、ミシオさん、お疲れさまでした。




今週は、東京と大阪でのあら恋meetsゆーきゃん2DAYS。そして日曜がLUSHで坂本健太郎とのデュオ。
サンレインもようやく慣れてきて、商品の発注も覚えた。いままで聴いたことのないバンドのCDもいろいろ教えてもらっている。

インプットとアウトプットを、深呼吸のように繰り返してゆこう。
posted by youcan at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々、時々雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月22日

この景色の中をずっと

"ピンボールの魔術師"と"eetee"、
来てくれた皆さんどうもありがとう。

どちらも出演者の振れ幅が大きいイベント。
それにも拘わらずお客さんは自由に楽しんで、
音楽を聴いて、
音楽に合わせて踊って一緒に歌って、
笑ったり泣いたり、食べたり飲んだり眠ったり・・

場所も違う、お客さんの層も違うイベントだったけれど
この空間のなかに居ることが嬉しい、
この空間のなかでステージに登れることが嬉しい、
そんな二日間だった。

音楽の楽しみ方にマニュアルはなくって、
踊った方が偉いとかそういうルールもなくって、
ただ受け止める側は感動に素直になればよい。
そのことを、ひとりのリスナーとして改めて実感した。

19日の帰り際にアウトロウズのモリツグくんが言っていた「俺らに出せへん音やから、かっこいいと思う」ということばがとても印象に残っている。

バンドも打ち込みもDJも弾き語りも、
結局のところはその"ひと"から発する空気の振動だ。
僕は、その振動を感じることが好きなのだと思う。
表現者として、自分の中に在るすべてを、
できるだけ濁りなく出せるようになりたいと思う。


以下、セットリスト

6月19日"ピンボールの魔術師" at 河原町三条VOX HALL
1.太陽の雨
2.ローカルサーファー
3.ソライロ
4.摩天楼

all songs feat.yoshiga daisuke (audio safari) ありがとう!


6月20日"eetee" at 下北沢BASEMENT BAR
1.明けない夜
2.Y.S.S.O.
3.サイダー
4.残笑
5.sea of love



昨日は家に帰って一眠りしたあと、先日nestでフライヤーを手配りしているときに隣になり、誘ってくれたwe are!のイベントに。
Discharming manが最高だった。死ねると思った。
we are!も素敵でした。まっすぐな音楽をまっすぐ奏でられる人たちは素晴らしいと思う。


明日はQUE。ソロで出るのはいったい何年ぶりだろうか。前回はフロアで歌ったから、ステージに座るのは初めてだ。
久々に良質な「うたもの」だけの集うイベント。負けないように、埋もれないように、とはいえ自分のやるべきことだけを充分に果たせるように。

月曜だけど、時間のある方はぜひ遊びに来てほしい。

"※POP"
6月23日(月) 下北沢 CLUB QUE
出演:シャムキャッツ
   ツチヤニボンド
   乍東十四雄
   ゆーきゃんn
   DJ トクマルシューゴ
開場18:30 / 開演19:00
前売:2000円 / 当日:2500円 (別途1drink代)

posted by youcan at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月18日

遊びに来て下さい

6月19日(木) 京都 河原町三条 VOXHAL
 "pinball wizard ピンボールの魔術師"
 OPEN 18:00/START 18:30
 adv.\2,000 /door \2,500(without1drink)
 act:ゆーきゃん meets あらかじめ決められた恋人たちへ feat.Daisuke Yoshiga(audio safari)
    ザ・アウトロウズ
    talk to me
    LOVELOVELOVE
    K-106
出演順は四番目、20:45からの予定です。
 

6月20日(金)下北沢 Basement Bar&Wedge
OPEN/START 19:30(両会場 19:30-翌5:30 10hours Open オールナイト)
adv.\2500/door \3000(without 1drink)
act:
[LIVE]
Limited Express (has gone?)
RUB-A-DUB MARKET
micromicrophone (mito from clammbon)
CHERRYBOY FUNCTION
SUIKA
MUSIC FROM THE MARS
DJ Codomo
サカモト教授
ゆーきゃん

[DJ]
西村道男 (Nur. / eetee / 新宿RollingStone)
SHIRO THE GOODMAN(ROMZ / HONCHO SOUND)
真保★タイディスコ
ヒサシthe KID(THE BEACHES)
DJ ?(河野未彩)
中村 義響 (UTRECHT / The PEGASUSS)
小野田圭(Nur. / Club Snoozer)
DJ hitori (547 / LINK UP RECORDS)
eyama (Nur. / eetee / 新宿RollingStone)
WSZ80 (reclash)

[VJ]
eetee
Kawasaki (WELCOME HOME)

[FOOD]
eetee食堂
SUNDALAND CAFE

[Ticket]
前売 2500円(ドリンク別)
当日 3000円(ドリンク別)




以下、覚え書き


ニュートラルでいたい
強さと弱さ 美しさと醜さ 赤と黒 正義と微笑
何でもいい
複雑に次元を跨いだ2×2構造のものたちが僕らの一切を絡めとるのならば
絡めとるのだとしても
そのなかから自分が歩く道筋を
ほとんど無意識に切り出せるようになりたい
手を差し出し
席を譲り
笑って許し
すべて忘れて
ほとんど無意識に選び取れるようになりたい
嫉妬
打算
劣等感
痛恨
あらゆるふるい傷口から膿を出し尽くしたい
ときに沈みたい
ときに憤りたい
ときに天を仰いで悲嘆にくれたい
一切のあたらしい傷から鮮やかな血を流したい

「わたしはじゆうなんだ」
ある友人がくれたメッセージを、
そのまま僕も携えて行く
この平面からいつ転げ落ちるかもしれない自分自身が
誇らしげな顔もて楔を打てるそのたった一点をさがす
うたうことでそこに近づけるか
これはわずかに垣間見えるだけの一瞬の予感

posted by youcan at 09:11| Comment(1) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月14日

(無題)

怒濤のような日々。
何から始めればよいのか分からないので、思い出す順につらつらと書く。


きのう、初めてなぎ食堂に行った。
mapの小田さんのお店。

聞いた時には「なぜ、食堂なのだろう?」と思ったのだけれど、訪ねて行って納得した。

食べ物のあるとろにはひとが集まるのだ。そして多少の差こそあれ、ひとがあつまるところに文化はある。

そういう理屈は抜きにしても、食堂のヴェジタリアンメニューはおいしかった。そして小田さんとはほぼ初めて長い間話をさせていただいた。

また来よう。


あたらしいCD-Rを、なぎ食堂に置いてもらった。
これで取り扱い店舗は、

・高円寺 SunRain Records
・下北沢 mona record
・渋谷 なぎ食堂
・JET SET京都店
・TSUTAYA西院店
・京都紫野 SOLE CAFE
・金沢香林坊YAMACHIKU109店

JET SETでは通販もある。Sunrainでもそのうちオンラインサイトに載るはず。

このところはあら恋meetsゆーきゃんの活動が活発だった(ライブの数も増え、たくさんの人に観てもらい、JET SETではデモ音源がよく売れているみたい。ありがとう)。けれど自分がシンガーソングライターだったことは、忘れないようにしたい。自分ひとりで歌っているうたも、どうか届くべきところまで届いてほしいと思う。



水曜日はleteだった。六度目のライブ、ひとりでやるようになってからも四度目くらいだろうか。

僕は、あのちいさなちいさな場所で、マイクひとつ使わずに十数人にだけうたを聴かせる二時間が、とても好きだ。
それは安易な身内感とは違う。むしろその逆で、はじめはすぐ近くに座っているはずの皆がとても遠い。そこからゆっくりと空気を引き寄せるように、あるいは自分自身が空気と繋がってゆくかのように、声とことばを編む作業が、あの場所と時間をとても親密なものにしている気がするのだ。

leteにも、来て下さったお客さんにも、心から感謝する。どうもありがとう。


そういえばこの日はLimited Express(has gone?)が
久しぶりのリリース(DODDODOとのスプリット)をした日でもあった。

活動再開後のL.E.は大らかで力強くて、硬派なのにしなやかだ。ユカリちゃんがお母さんになったことと、ドラムのTKDさんという存在が大き?「のだと思う。こんなふうに人間が直接出る音楽は大好きだ。

fluidも三人になって初めてのアルバムを出す(そう言えば今日も新宿でライブだ。先行販売で持って来ているかも知れない)し、ロボピッチャーは新曲を配信でリリースする。
友人のバンドが良い音楽を作り続け、世に放ち、認められるのは喜びだ。そのために何か力になれることがあればいいのだけど。

今月から、高円寺のSunrain Recordで働いている。まだ出来たばかりだけど、いま東京の地下で何が起きているのかを垣間見せてくれる店。ここでfluidはとても人気がある。たくさん売りたい。



小田さんと話していて思ったことがある。

ちいさな力しか持たない個人が発信していくためには、発信を守り許す場所、そして振動を伝えてゆく人の輪がなくてはならない。
大切なのは、それを悲壮感なく、大仰な使命感も見せず、歩きながら考えて、考えながら歩いてゆくこと(たしか、シングルマンも以前そんなアドバイスをくれた気がする。大きなものに潰されたりしないために頭を使い、足を使うんだって)。
そうなんだ。闘ったり抗ったりするときにも、僕らには血が通っているやり方を選ばなくてはならないのだ。
どんなポーズにも、どんな常套句にも、なるべく頼りたくない。ときに格好がわるくても効率がわるくても、そのことがきみを誠実にするたったひとつのルールなのだから。

込み入った音楽事情談義のあと、「ちょっと買い物に」と言って出て行き、野菜の入った箱を持って戻って来られた小田さんの姿がとても印象的だった。



書けば書くほど、書くことが出てくる。有馬和樹オーケストラのこと、イベントのこと、仕事のこと、ECDの"最近のリハーサル"というCD-R作品のこと・・・けれどあまりに長くなってしまうので(そして一日中パソコンに向かうことにもなりかねないので)、今日はここで一旦キーボードから離れたい。今日は仕事のあと新宿でFLUIDとdOPPOとRATVILLEを観に行こうと思う。
posted by youcan at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々、時々雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月05日

六月の断片

地上では走査線のように日常が街を網羅し
あたりまえのことを見失った僕らをあっさりと絡め取った

次の階段に次のステップに次のレベルに登るひとたちを
ぼんやりと見上げては転げ落ちる朝に酔いどれた影だった

弱さは罪
弱さは罠
そういうものを愛したきみもまた愚か
昨日の異能も偉業も修行もなにひとつ残らないまま
梅雨の晴れ間のように笑いましょう
破れたビニール傘のように笑いましょう

そして地下鉄は往き
ここに残るのは等間隔にひっそりと咲いた
都市に求めあう日々の木霊だけ
いつか笑ってただいまと言える夜を待っている

posted by youcan at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする