先週の話になるけれど、
木曜に中目黒で一緒だった前野健太のライブが、
とてもよかった。
ありがとうと云えばありがとうになるのではなく
愛してると歌えば愛してるになるのではなく
リアリティに近づく方法は決してリアリティを声高に叫ぶことじゃない-
それをはっきりと思い出させてくれる、
でも絶対にそれを放棄していない、うたを聴いた。
前日に下北沢で観たロボピッチャーととうめいロボのときにも思ったのだけれど、
ことばの重みと「音価」のバランスを大切にしている人たちが、好きだ。
響きと意味の出会うところ-なぜここでこの詞がなくてはならないか、感じながらうたをつむぐ人が好きだ。
うたには「歌」と「詩」がある。
「歌」は音楽で「詩」は意味、はっきり分かれたうたのなかにも素晴らしいものはたくさんあるけれど、
「詩」そのものが音楽であることを自覚している「うた」を、僕は愛する。
ただし、翻って自分にそれが出来ているかと問われると、ただ赤面するしかない。
とにかく素晴らしいうたを聴けて嬉しかった、そして僕ももっと頑張らなくては、と思ったという話。
明日はlete。mojocoと二組でやります。
8時半ごろからゆるゆる始めますので、お時間のある方はぜひ。
posted by youcan at 17:13|
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