2009年10月29日

ライブテープと

松江哲明監督・前野健太主演「ライブテープ」が東京国際映画祭で受賞したそうだ。

http://www.tiff-jp.net/ja/awards/prize.html

前野君、おめでとう。
まだ観ていないけれど、きっとすばらしいのだいうことは、予告編だけでじゅうぶん分かる。

「うた」は、伝わるのだということ。
それをまだ信じていても、よいのだと思った。
ありがとう。

さて、そういえば、前野健太のライブも明日で、彼の出演するクアトロとmotionではキャパシティに7倍ほどの差はあるのだけど、それでも-せめてこのブログを読んでくれているひとは-こっちに来て欲しいなあ。


ちなみに、明日のCD-Rに入れる音源は

1.ゆーきゃん/ 空に沈む
2.とうめいロボ+添田雄介+岡茂毅 / 庭 (LIVE)
3.JOJO広重 / 神を探しに (LIVE 2009.2.22)
4.Qurage / ドローイング(LIVE 2008.6.26)
5.シベールの日曜日(falling angel)
6.ゆーきゃん×須原敬三 / 午後・はちみつ・沸点 (LIVE 2009.6.18)

の6曲。
とうめいロボの「庭」は初音源化、JOJO広重さんの「神を探しに」は、埋火の福岡レコ発(四次元)でのライブテイクだそう。Qurageも入れさせてもらった。ミシオさんの曲はさすがに間に合わなかったけれど、彼女のソロ音源も素晴らしいので、ぜひ合わせて手に入れて欲しい。



以下、覚書。

いろんな人に助けられていることを、昔よりもずっと感じられるようになった。認められたくて愛されたくて仕方がなかったあの頃は、ただ傍らにあり、部屋の天井にさえ記されているはずの「YES」に気づかなかっただけなのだろうか。これが歳をとるということ?もっと早くに気づくべきだった?誰もがそうなんだろうか?分からないけれど、たとえ遅くても、とにかくいま僕に出来るのは感謝を抱いて、忘れないで、進んでゆくことだけだ、と思う。積んでは崩し、登っては転げ落ち、それでも手にする石のひとつひとつをいとおしく思いつづけられるのは、そのたびに力を貸してくれるひと達がいるおかげだということには間違いがない。

覚書終わり。あしたも良い日になりますように。
僕も生きていかなきゃ。





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2009年10月28日

インフルエンザ、そして

Qurageくんから電話。インフルエンザに罹ったのだという。あさってからの、関東の2公演はキャンセルにすることにしたそうだ。とても残念だけれど、一番無念なのは本人だろう。早くよくなってください。

彼のいない分をどうしようか、あれこれ思案した挙句、見汐さんに電話。事情を話しライブをやって欲しいとお願いすると、二つ返事でOKしてくれた。ありがとう。

さらに、フライヤーを作ってくれたirohaがちょうど京都から出てくるのだと聞き、デコをお願いする。リハ時間を生かして、布に絵を描きたいと言ってくれた。

というわけで、東京で初めての単独企画は紆余曲折を経て、こんなふうになった。濃い。



aka rui heya
2009年10月30日 (金) 新宿motion



出演:
JOJO広重
とうめいロボ
見汐麻衣(埋火)
シベールの日曜日
ゆーきゃん

*当初出演予定であったQurageはインフルエンザの為、急遽出演がキャンセルとなりました。
楽しみにしておられた方、ごめんなさい。DJとして参加予定であった見汐麻衣(埋火)がライブをしてくれます。

場内音楽:
おすし(見汐麻衣)/ ゆーきゃん

FOOD:
motion crew

DECO:
iroha (SUNDANCE!)

CDR専門店:
高円寺サンレインレコーズ

OPEN / START 18:00
DOOR \FREE (2drink、投げ銭制)

*当日、出演者の音源を収録したオムニバスCD-Rを販売します。

[info]
ゆーきゃん
http://akaruiheya.moonlit.to
youcan@h2.dion.ne.jp

motion
新宿区歌舞伎町2-45-2 ジャストビル5F
TEL/03-6825-5858
http://motion-web.jp/




◆タイムテーブル

18:00 OPEN

18:00 - 18:50 DJ おすし(見汐麻衣)

18:50 - 19:20 とうめいロボ×添田雄介×岡茂毅

(転換:ゆーきゃん)

19:35 - 20:05 シベールの日曜日

(転換:ゆーきゃん)

20:20 - 20:50 見汐麻衣

(転換:ゆーきゃん)

21:00 - 21:30 JOJO広重

(転換: おすし)

21:45 - 22:15 ゆーきゃん

22:15- DJ おすし


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2009年10月26日

30日のタイムテーブル

30日のタイムテーブル。問い合わせが何件かあったので、掲載しておきます。

10/30 aka rui heya at shinjuku motion

18:00- OPEN / DJ おすし(見汐麻衣from埋火)

18:45 - 19:15 とうめいロボ×添田雄介×岡茂毅

19:30 - 20:00 シベールの日曜日

20:15 - 20:45 Qurage

21:00 - 21:30 JOJO広重

21:45 - 22:15 ゆーきゃん

22:15- DJ おすし



正直に言うと、このイベントは疲れると思う。音量に差はあるし、リラクシンな音楽をやっている人は一人も出ない。ちゃんと聴かないと、向き合わないといけないようなアクトが続く。
でも、それが僕のやりたいこと-というより、イベント自体が導いたもの-なのだから仕方がない。お客さんにも、できるだけはじめから終わりまで「場」と対話をして帰って欲しい。もちろん、すこしでもストレスなくその場所にいられるよう、流れる音楽を堪能できるように、motionも僕も工夫した、そして当日まで工夫し続ける、つもり。

とくに場内音楽・見汐さんの選曲はきっといい空気を作ってくれると思う。なんてったって福岡時代からアナログ専門店勤務、レコードの山で暮らしていたひとだ。僕が一番楽しみにしているかもしれない。時間のある人はぜひ18時に来て欲しい。

motionの池内さんから「FOODはカレーにしようか、炊き込みご飯(秋なので)にしようか迷ってる」というメールが届く。僕は「秋らしく炊き込みご飯にしてください」と返した。そう、こういう細かなことがとても嬉しいのだった。
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2009年10月25日

無題

ライターの渡辺さんから、メールをいただいた。先の「ototoy」内の記事の中で、彼の書いたことが事実に反しているというので、謝罪のメールだった。大して気にならないことなのでそのままで大丈夫ですよ、と返事を送った。丁寧な文面で却って恐縮した。


誤解について、ずっと考えている。ある人がある人を律儀な人だと言い、またある人はその人を嘘つきだと呼ぶ。立場と事情と問題の順序が誰かの理解を簡単に歪めてしまうのを何度も見た。蝙蝠を鳥と動物の間で右往左往させる一番大きな理由は、実のところ鳥と動物のまなざしだったと思うのだけれど、まだはっきりとしたことは何もいえない。ちゃんとした答えを、いつかどこかで書くことが出来るだろうか。


そんなわけで、そんな渡辺さんが書いてくださったボロフェスタのレポート。これも一つのまなざしによる、あの時間の一側面を掬い取ったものに過ぎないといえばその通りなのだけど、やはり(辛めの指摘も込みで)嬉しかったので紹介したい。
http://ototoy.jp/feature/index.php/20091019


見たものについて、話そう。触れたものについて、話そう。できるだけニュートラルに、耳を澄ましながら日々を生きてゆけたらいい。答えを探すとき、答えをあらかじめ外に隠しておいてはいけないのだと、店番をしながらあれこれと知らないバンドの音源を聴き散らかして、ふとそう思った、そんな一日。
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2009年10月23日

無題

ここ数ヶ月ほとんど眠るためだけに存在していた部屋。フライヤーの雪崩、脱ぎ散らかした日常、あちこちで貰うサンプルCD(聴いた後にしまっておく場所がない)は廃墟の町の石畳のように見える。

久しぶりにゆっくり眠れると思っていた。目が覚めたらとりあえず洗濯をして、掃除をして、料理でもしてみようかと思っていた。それが、どうだ。今日やったことは溜りに溜まったメールの返信、ボロフェスタで使ったCDJを駒沢まで返しに行くこと、30日のフライヤー配り。秋の日はつるべ落としと言うけれど、このあっという間に夜になる感覚は季節のせいだけじゃない。タイムマネジメントがもっと上手になりたいのだけど・・・

しかし今日あちこち歩いて気づいたことには、並木の多い東京の街では、秋は案外その辺に転がっていたり、木々に引っかかっていたりするようだ。ちいさい秋、というのはこういうことを指すのかしら、それともああいうことなのかな、あいつらもこいつらもいつの間にか集まって、風に乗って、大きな秋になって誰かを「もののあわれ」のなかに掻き抱いたりするのだろうかと、茶沢通りを歩きながら思った。



さて、来週はこれ。ぜひ遊びに来てください。

aka rui heya
2009年10月30日 (金) 新宿motion


出演:
JOJO広重
とうめいロボ
Qurage(from 山形)
シベールの日曜日
ゆーきゃん

場内音楽:
おすし(ミシオマイfrom埋火)

FOOD:
motion crew

CDR専門店:
高円寺サンレインレコーズ

OPEN 18:00 / START 18:30
DOOR \FREE (2drink、投げ銭制)


10月は、新宿motionの4周年アニバーサリー月間らしい。これは、そのセミファイナルにあたるイベント。赤字上等の豪華投げ銭ライブ。フライヤーもPAも手抜きせずにがんばってみました。

さらに、出演者から一曲ずつ提供してもらい、オムニバスCD-Rを作ります。この日限定で販売する予定。あとは僕の音源だけ…

posted by youcan at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月22日

報告

レコミュニ改め[OTOTOY]という配信サイトで、
「サイダー」の高音質配信を始めた。

http://ototoy.jp/feature/index.php/20091016

いま進めている次作(おそらくミニアルバムになる)からの、先行音源だと思ってもらってもいい。

コーラスは埋火の見汐さん。
マンドリンは高橋健太郎さん(レコーディングも彼にお願いした)。
僕は二本のギターを重ね、ほんの少しだけ鈴を鳴らしている。

「サイダー」は2002年の夏に作った曲だったと思う。
どういうわけか、いままで音源にしたことがなかった。曲の尺や歌詞は殆ど変わっていないけれど、時が流れるうちに、その行間とでも言うべき何かが磨かれたり寝かせられたりして、こういう歌になった。

どうぞ聴いてみてください。



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2009年10月21日

無題

朝、こだまで東京へ。電車の中ではずっと眠っていた。分厚い窓ガラスを通して浴びる秋の日差しはなんとも言えず気持ちよいもの。目を覚ますたびに隣の人が変わっていて、ほんのすこし不思議な気分になりながらまた眠りに落ちてゆく。ついには東京駅で車掌に起こされてしまった。

高円損へ到着したのは昼前。SMALL MUSICというレンタルCD屋さんに1週間返し忘れていたCDを持ってゆく。700円の延滞・金を払うと、300円の割引券をくれた。

近くの公園へ向かう。ここ半年くらいずっとやりたかったことを実践するのだ。ベンチに腰掛けて、ただぼんやりする。子供たちが駆け回るのを見る。英語だ。子守の男性も外国人だった。お化けのふりをしておどかそうとした女の子が泣き出してしまい(泣き声は万国共通だった)、彼は滑り台の上で「もうモンスターはやめるから」と詫びる。子供向けに声色を変えたりせず、話しかけるその言葉遣いもロジカルなまま、まさに"詫びる"ということばの通りに。花壇のそばで弁当を食べていた工事現場のおじさんが「子守してて泣かせたら、兄ちゃん世話無いぜ!」と笑いかけた。

困惑にも、揶揄にも、無邪気なものとそうでないものがある。
posted by youcan at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々、時々雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ボロフェスタ09

点と点を線にすること。オーディエンスとミュージシャン、スタッフとオーディエンス、ミュージシャンとスタッフ、ステージとステージ、ステージ上とステージ裏、わたしとあなた、いまここにある、あるいはあるはずの、すべての点を繋ぐこと。

僕らがボロフェスタに込めようとしている理念は、いまだ完全に達成されたことはなく、今年もやはりいくつかのコミューニケーション不全があって、僕らはイベント中ずっとそれを見つけ出しては結線し直そうと悪戦苦闘し、結果に一喜一憂し、無我夢中で二日間を過ごした。楽しそうなお客さんの表情に救われ、熱狂するフロアの光景に救われ、ステージ上で、ステージ裏で、ボロフェスタを楽しむ出演者のことばに救われ、スタッフの笑顔に救われ、それでも最後まで結べなかった誰かや何かがあったことを知り、悔しさと申し訳なさを感じた。けれど同時に、目指すこととそのやり方の「間違いなさ」は揺るぎなく、ただそのために僕はこのイベントを続けようとしてきたのだと、改めて知ったのだ。

開催八年目、KBSホールでは一年目、今年が成功だったかという問いには、僕は半ばうなずき、半ば首を振るだろう。ただ、確実に言えるのは、これは出発であり、過程であり、最前線の現場であり、まだまだやるべきことは尽きていない、ということだ。
開催の少し前「物事には寿命があるからね」と話してくださったJOJO広重さんのおとといのブログには「来年以降もこのイベントが続くことを願う」とあった。片付けのあと飲みにいった席で、僕らはなんのためらいも無く来年のことを口にした。一足先に東京へ帰ったJJは電話の向こうで「十年目に完成させよう」と言った。僕はこのローカル・フェスをいつか羽ばたかせ、いつか葬るために、またこの街へ戻ってくるだろうと思った。

2009年、ボロフェスタが終わりました。ご来場くださったお客さん、参加してくれたスタッフ、最高の演奏を観せてくれた出演者に心から感謝を、至らなかった点についてはお詫びを、そして次回の改善に向けて努力するように約束を、します。

どうぞこれからも、ボロフェスタをよろしくお願いします。
posted by youcan at 04:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々、時々雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月14日

無題

昔、nanoの楽屋に住んでいた。正確にはnanoになる前のビルの、楽屋になる前の部屋だ。オフィスだったのだろうか、いまは壁になっているあたりの、がらんどうの部屋のど真ん中に、貰い物の折りたたみ式ベッドと衣装ケース、そしてミニコンポだけを置いて10ヶ月程暮らした。一階ではライブハウスの工事が始まろうとしていた。

ボロフェスタは僕がそこに住んでいた2002年10月12日に第一回目を開催。nanoでもボロフェスタが行われるようになって3年目になる今年は、カレンダーがぐるっと廻ってきて12日が最終日。

「日本最小のフェス」は、今年も健在だった。僕にとっては初見となる京都の若手ミュージシャン達、逆に僕やJJが各地で出会い、ぜったいにかっこいいから呼んでみようよ!と提案して出演を決めたバンド、そして僕らのなかではスタンダードにさえなっている重鎮的アーティスト・・どのアクトも確実に場の空気を作り、変え、お客さんに訴えかけるライブをしていたし、お客さんもニュートラルでダイレクトな反応をしながら、イベントが完成されてゆくのを楽しんでいたように見えた。各自のトリのバンドのときに流れていた空気は、まぎれもなく「ボロフェスタ」のそれだった。

僕らはいつだって、自分の観たもの、聴いたものしか信頼してこなかった。凄いライブをみたその夜思わず友達に電話して「すごかった!」とまくしたててしまうように、ただ誰かにこのひとたちを紹介したいんだ、誰かとこの感動を分かち合いたいんだという気持ちをメンバーが出し合って、ラインナップを編み上げてきたのだ。それがボロフェスタの「なんか知らんけど面白そう」というアトモスフィアになっていると思っているのだけど、この3日間はまさにそんな感じだった。スタッフもお客さんもひたすらわくわくすることを望んで集まっている。出演者は全力で期待に応えている。土龍くんお疲れさま!京都っていう街は、やっぱり凄いねえ。

さて、残すところはいよいよ今週末のKBSホールとメトロだけ。今日ほんのすこしだけ仕込みを手伝ってきた。2時間後一旦東京へ戻り、木曜日の夜にまた車で京都へ向かう。京都のみんなの頑張りはものすごい。ラストスパート。皆いい顔をしていた。


これを呼んでいる皆さんへ。もしあなたがボロフェスタという名前を気にかけ、なんとなくでもこのイベントのことを知っていて(僕のブログを読むくらいのひとなのだから大体はそうだと思う)、ただ今年なんらかの理由で行くかどうかためらっているのだとしたら−

ただ僕らを信じて、とにかく遊びにきてみてほしい。

今年の僕らは観て「みたい」とか呼んで「みたい」とかではない、単純に顔を真っ赤にして「こいつら絶対面白いから観てみなよ!!」と言っている。シチュエーションより、ネームバリューより、なにより興奮を最優先にした現場発のフェス。ここであなたが出会う音楽や人々は、ひたすらにおせっかいな主催者が繋がってほしいと思った点と点だ。それらが一つの線になり、面になってゆくときの大きな喜びを、どうか分かち合いにきてほしい。たった二日間と二晩だけど、日々をすこしだけ豊かにする魔法があちこちに転がっているはずだ。

posted by youcan at 05:46| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月10日

無題

午前4時帰宅、仮眠としか言いようのないまどろみのあと6時に起床、もうすぐ京都へ向かうのだけれど、これだけは書かなくてはと思い、手短に書き付ける。

Limited Express(has gone?)の新譜が、今日発売される。この「LTD」というアルバムは、シンプルで、ソリッドで、それでいて奥行きと柔軟な感性に彩られた、素敵な作品だ。
「オルタナティブ」ということばは濫用の果てに一度は腐ってしまったように見えるけれど、その朽ちた皮のずっと内側にけして汚すことのできない瑞々しい生命があるのを発見したような、そんな気分になった。
JJ、ゆかりちゃん、武田さん、おめでとう。そしてありがとう。

さて、ボロフェスタ10月最初の僕のライブは、これから22時間後である。長い一日になりそう。
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2009年10月09日

無題

打ち合わせや仕事をしているうちに、雨脚は酷くなる、風は音を立てて吹いてくる、というわけで帰宅をあきらめて久しぶりに店で寝る。丸椅子を5つ並べてその上で丸くなるという、人間にしては相当に不自然な姿勢でも眠れてしまうのは、ボロフェスタの賜物のひとつかもしれない。
目が覚めると、空が青かった。風はまだ強かったけれどその大きな音よりも、暴力とはつまりこういうことなのだと思わせてくれる、完全な青さ(色相の話ではない)。
とりあえず、よかった。nanoボロフェスタも好天に恵まれますように。そして今年は骨折しませんように。


いま、まだサンレインに居る。17日と18日の本編(KBSホール)の宣伝とか、メールのやり取りとか、なんだかんだでずるずるとここにつながれている気分、さすがに疲れたけれど、うんざりはしていない。こんな時間なのに半時間に一通くらい必ず流れてくるメーリングリスト。ボロフェスタ・ネヴァー・スリープスとはよく言ったものだ。自分の声で語るやつになりたいと思っていた。自分の足で歩くやつになりたいと思っていた。これをやめてしまったら元の木阿弥なのかもしれないとしても、少なくともこうやって雑巾のように駆けずり回って居る間は、充実はここにある。あとはこれが実になり、僕らの描いた夢の景色を、ひとりでも多くのお客さんと分かち合えたら嬉しい、などと独り言のように単語を打ちつけながら瞼がどうしようもなく重くなってきたので今日はここでおしまい。
posted by youcan at 04:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々、時々雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月07日

無題

昨夜、みなみ会館の下見をした。22時半、全上映プログラムの終了したあとに足を踏み入れた映画館。松田くん、まやちゃん、みなみ会館の藤原さんと僕の4人であれこれと段取りを再確認。ドリンクのこと、ポップコーンのこと、整列のこと、ライブと映画の切り替え、扉を開放しておいたほうが良いか否か、いわゆる「客電」はどのくらいの明るさが適切か、、、話せることはすべて話し、話せば話すほど分かったのは、誰もこのイベントがどう流れてゆくのかを予想しきれないということ。どんな客層が、どんなふうに会場を使い、どんな楽しみ方をするのだろう。見えない。見えないけれど、こんなに面白くなる予感がするイベントもそうそう無い気がする。皆で最前列の座席に腰掛けて見上げたスクリーンも、ここに据えられて以来映画とライブがこんなにもカオティックに交配する夜を予想したことなんてなかっただろう。楽しみだ。

明けて今日は心斎橋で須原さんとリハーサル。帰りの阪急電車内で台風の接近を知る。相当大きいそうだけど、上陸はするのだろうか。9日までにすぎてくれれば良いのだけれど。



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2009年10月05日

無題(長文注意)

おとといはBASEMENT BARでSU:のレコ発の手伝い(といっても午後一で会場入りして出演者と世間話するだけ。一旦サンレインに帰って仕事、戻ってきてライブ中はビールばかり飲んでいた)、そのあと終電に乗り遅れた足でQUEに遊びに行き、村圭史さん達のオーガナイズするFREAK AFFAIRで久しぶりに何も考えずに踊り、明け方mojocoの園部くんと西武線で話しながら帰宅、メールをチェックし、シャワーを浴びてすぐバスに飛び乗った。新宿から名古屋へ。百周年だという鶴舞公園のベンチで感じのいいお爺さんから自己啓発セミナーのチラシを貰ってすこし悲しくなったが、リハと仮眠と電話の嵐であっと言う間にイベントが始まってそのことは忘れた。イベントはとてもいい流れで思わず「がんばらなくちゃ」と思ったライブ、終わって放心。is collage collectiveの鈴木くんと久しぶりに会い、お互いの近況報告。ogre you assholeの出戸くんと初めてちゃんと話す。雰囲気ゾワゾワ楽団もツクモクもとても良かった。シラオカはマウント・イアリと対バンしてほしい。温かさな歌の後ろに広がる静謐さの陰から、ふと殺風景なサウンドスケープが顔をだす瞬間には鳥肌が立つ。どうもありがとう。

いまは京都に戻ってきて、一日ほったらかしにするとどうしようもないくらい溜まったメールを、真剣勝負のパズルゲームみたいな気分で捌いている。夜はみなみ会館の下見に行く。明日は須原さんとリハをしたい。その間にもやらなくちゃ行けないことが刻一刻生まれてくるこの感じはパズルではなくモグラたたきに似ているかもしれない。


ボロフェスタは、nanoとみなみ会館、そしてKBSホールののタイムテーブルが発表された。

http://borofesta.recommuni.jp/v/top/

どれもこれも、とても面白いはず。僕自身、出演者の名前は七割ぐらいしか知らず、実際に聴いたり見たりしたことがあるのは半分くらい。その未知の部分が楽しみで仕方ないし、また僕が「見せたい」と強く願った人たちのステージのことを思うと、本当にわくわくする。そう、ボロフェスタがずっと大切にしてきたのは、「いままで知らなかったものに出会う」ことの面白さを、主催者と出演者とお客さんが同じレベルで体感することなのだ。
そして、今年はそれを目一杯やろうとしている。時間も場所もぐっと広げた、いままでで一番大きな企て。ただ胸が高鳴るあの感じを糧にして、寝る間を惜しんでイベントを作る。数年前のようなビッグネームの名前は減ったけれど、かえって楽しいことを仕掛けているという意識と純粋な喜びは増えたように思う。

お客さんにはどれか一日でもいい、そのかわり一日のはじめから終わりまでを通して、ボロフェスタを体験しにきてほしい(タイムテーブルは発表したけれど!)。音楽が音楽だけで成り立つのではなくて、そこにいるすべての人が生み出す空気のなかで錬金術のようにあたらしい何かに変わる、その瞬間にぜひ立ち会ってほしい−すくなくとも僕自身は立ち会いたい-と、願っている。
posted by youcan at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々、時々雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする