2011年10月13日

今週末

 明日から、リリースツアーが始まります。色々あるので、詳細はホームページを観ていただきたいのですが、まずは今週末のものを。

 
■2011年10月14日(金)京都 nano
「フレデリックvol.1 シャムキャッツとターンテーブルフィルムズ」

[LIVE]
シャムキャッツ
Turntable Films
うつくしきひかり
ゆーきゃん and more

[DJ]
HANDSOMEBOY TECHNIQUE
田中亮太 and more

開場 / 開演 18:00
前売 \1,700(ドリンク代別途) / 当日 \2,000(ドリンク代別途)

料金、ホームページのは誤りでした。訂正してお詫びします。

 何気なく始まっているこのイベントは、いま京都でいちばん音楽の趣味があうであろう友人で、DJの田中亮太(CLUB SNOOZER/mogran'bar)くんとnano店長・土龍さんとの共同企画です。
 今回は、シャムキャッツとターンテーブルフィルムズを一緒に、という亮太くんのアイディアから始まっているのですが、一方ぼくは「うつくしきひかり」という二人組が大好きで、亮太君と誰を呼びたいか相談しているときに、ほぼ迷うことなく名前を挙げました。スティールパンとピアノと歌。すばらしいです。




■2011年10月15日(土)心斎橋 club★jungle
「MINAMI WHEEL 2011」

開場 13:30 / 開演 14:00

 言わずと知れた大イベントなので、お話しは省きます。いろんなたくさん出るので、ライブをするのも観るのも楽しもうと思います。ちなみに、ベースに岩橋真平(スーパーノア)、キーボードに岡村寛子(ときめき☆ジャンボジャンボ)の二人に参加してもらって、三人で演奏します。

料金、詳細等はこちらまで。
MINAMI WHEEL オフィシャルホームページ
http://minamiwheel.jp/



■2011年10月16日(日)神戸太陽と虎
「BATTLES TOUR 2011〜AUTUMN STORMY KIDS〜」

出演
THE BLONDIE PLASTIC WAGON
The coridras
シリカ
ゆーきゃん

時間
開場 17:30 / 開演 18:00

料金
前売 \2,000(ドリンク代別途) / 当日 \2,500(ドリンク代別途)
チケットぴあ(P 148-722) / ローソンチケット(L 55165) / e+ / 太陽と虎店頭販売(太陽と虎 078-231-5540)

 THE BLONDIE PLASTIC WAGON のツアーに呼んでいただきました。篠原君は3年ほど前に神楽坂のライブハウスで会ったっきりでしたが「関西に来るから、一緒にやろうよ」と電話をくれたのが、とても嬉しかったです。
 この日も前日と同じ3人のセットで参加します。久しぶりの神戸の街も楽しみ。前回は…MY DISCOと中華街ではしゃいだなあ。今回はどうしよう。いや、もちろん演奏もがんばりますよ。



 ちなみに、ぼくの出番は、明日19時、土曜は19時15分、日曜は18時です。間に合いそうならばみなさんぜひ。


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2011年10月12日

 きょうは『ロータリー・ソングズ』の発売日でした。

 今作のリリースにあたっては「七年ぶりのソロアルバム」といううたい文句をレーベルも流通も各媒体も使っていますが、その「七」という数字をタワーレコードで目にして、われながら驚きました。
 
 なにしろ、そんなにも長い間、うたい続けるとは思いもよらなかったのです。ファースト『ひかり』を出すまでにもずいぶんと時間がかかりましたから、足かけ十五年?ほどは「うた」と格闘し続けてきたんじゃないかと思います。いや、初めて詩を書いて、曲にして、録音までしてみたのが十四歳のときですから、そこから数えると、もっとか。

 そのあいだに、「うた」をロストしたことは、何度でもあります。あたまのなかで音楽が鳴らなくなったことも、あらゆる音符に無関心になってしまったことも、重力が地上のすべてのものを縛り付けるように、思うように自分の声が出せなくなったことも、あります(ちっとも自慢することではありませんが)。

 きっと、ぼくは「シンガー」ではありません―シンガーソングライター、という肩書を使っているくせに。生まれついて歌に選ばれて、祝福されてきたわけでは決してないのです(そればかりか、誤解を恐れずに書くと、ある時期、たしかに歌は呪いそのものでさえあったかもしれません)。にもかかわらず、「うた」がぼくのライフワークであり続けてきたことは、ひとつにはそれ自体の大きな魔力と引力でもあり、もうひとつにはぼくが「うた」に押し潰されたり跳ね飛ばされたりしないように支えてくれたた、たくさんの仲間たち―お客さんも含めて―のおかげだと思っています(名前を挙げ出すとキリがないので、ここでは割愛させてください)。

 このアルバムは、あちこちですでにお話ししていますが、大田区下丸子にあった高橋健太郎さんのご実家が取り壊される、その一週間ほど前に、録音されました。きっかけはこのブログと、健太郎さんのmixi日記だったと思います(まだmixiが全盛だったころに始まった録音ということにも、なんだか時の流れを感じる…)。

 あくまでひとつの記録、記念、記憶として録りはじめ、ぼくが京都に戻ったあとにはほとんどお蔵入りにすらなっていたものが、あの真冬のWHOOPEESで、FRAGMENTのおふたりに会ったことをきっかけにして掘り起こされ、エマーソンさんや田代君、見汐さん、そしてメロウ君の力を借りて、とうとう世に出ることになりました。それはとても幸運なことでしたが、ぼくにとってというよりも、歌にとってというべきでしょう。発し手さえもが、誰にも聴かれなくてもよいと思っていた声―それが、質素ながらも素晴らしい衣装を着せられて、窓の向こうに飛んで行けるのです。感謝のことばは、なにより皆に直接、個別に伝えなくてはなりませんが、まずはこの場を借りてお礼を言わせていただきます。ありがとうございました。

 この作品が、どんなひとに、どれだけの人に聴かれ、愛され、また見過ごされ、飽きられてしまうのか―それを思うと、楽しみでもあり、恐ろしくもあります。さっき母から電話がかかってきて、彼女は「あいかわらず歌詞がよくわからんねえ」とひとこと。国語の先生だった女性に歌詞のダメだしをもらうのですから、先が知れてるような気もしますが。

 ただ、ここを読んでくださっている奇特な方が、もしどこかで『ロータリー・ソングズ』を手にするようなことがあり、なおかつまた七年先に、さらには何十年もずっと先に、もう一度ふと思い出して、あ、また聴いてよう、などと思っていただける瞬間があれば、そのときこそ、きっとこの作品の意味が成就するような、そんなイメージは抱いています。
 それはある意味とても贅沢な願いごとですが、どのみち「音」は、そのままにしておけば空気に消えてしまうだけで、それを第一義的にパッケージするのは「作品」。そして最終的にそれが貯蔵されるのは「記憶」。だから、音を練り、詩を磨いて、やっと出来あがったこのミニアルバムが、ほんの少しでも聴いてくれる人のこころの記録紙に音符とことばを残してくれることを願っても、そんなに贅沢ではありませんよね。



 ちなみにこれは、ほぼ十年ぶりに顔をまともに出したPVです(昔、和車が録ってくれた「post coda」以来。そのときは鴨川沿いだった)。撮影は代々木公園、監督はParanelくん、出演は午後の公園を楽しむ皆さん、FRAGMENTのクッシーさんも友情出演してくれました。とても気持ちのいい日だったと覚えています。

posted by youcan at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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