2007年12月17日

収集日の詩

ひどく浅薄なやり口で私たちは夜を越え朝を笑うのだった
ひどく残酷な寂しさにまるで笑わずにいられないのだった
愛の罠落とし穴どんなに華麗に跳んでみせても既に音もなく幕を引くサテンの空の下
また始まるだけの始めから無かったような恥さらしの今日がこの街で誰かを待つだけ
さあ あと一時間半眠ればいいさ そうすればもう収集車は往き
行き詰まりも息詰まりも鬼気迫る演奏の惨死も残滓も慚愧に堪えない願いの影も
ただ無邪気に白い淡光を反射させ続けた冬の陽に比して栄光となり清浄となり静粛となって弾け飛び
そのあとで月曜日駆け出す通勤ラッシュのように
私たちは世界を摂取するだろう
ここにあるもので私たちの寂しくないものは無い
ここにあるもので私たちの歓ばしくないものは無いのだ


posted by youcan at 07:08| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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